唾液は敵??味方??
- dent043079
- 5月29日
- 読了時間: 2分
更新日:6月8日
こんにちは!院長の百瀬です。
突然ですが、みなさん唾液にはどのようなイメージがございますか?
唾液は武器になることもあれば、敵になることもあります!!
例えば神経や根の治療においては唾液は天敵となります。
日本の根の治療の失敗率が高いのは、ラバーダム防湿をしないで根の治療を行い唾液により感染を引き起こすからです。
詳しくは以前のブログの根(神経)の治療の成功率は?をご覧ください。
今回は唾液の良い面と素晴らしい効果についてお話していきます。
虫歯は誰しもが1回は経験したことがあると思います。人によっては何回も虫歯を繰り返し、歯医者さんに行くたびに虫歯ですと言われてしまう人もいるかもしれません。
その虫歯予防にとても大切な役割を果たしているのが、実は唾液です。
①お口の中が酸性に傾いた状態を中性に戻す役割
②洗い流す役割
③一度歯が溶けかけた状態から再石灰化する役割

とても大事な役割がある為に、カリオロジー(虫歯学問)では唾液が少ないことは極度のリスクとされています。

唾液が少ない人は虫歯ができやすいので、対策をする必要があります。
当院ではこの大事な唾液量を全員に測ってお伝えしています。

それは、ただ虫歯を削って詰め物をしても原因が解決されていなければまた虫歯を繰り返しやがて歯が失くなってしまうからです。
予防には知識と実践が大切です。自分のお口は自分で守りましょう!
何か気になることやご質問ある方はいつでも気軽に聞いてください!
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