Transplant of teeth
⻭の移植・⻭茎の移植
⻭の移植・⻭茎の移植
ダメな歯を抜いて、
代わりに親知らずを移植していきます
状態によっては矯正で抜く予定の歯を用いて移植を行うことも可能です
親知らずを代わりに移植
インプラント、ブリッジ、入れ歯を避けることが可能
インプラント
人工の歯根(ネジ)を入れて修復
ブリッジ
両隣の歯を削って修復する方法
義 歯
入れ歯を用いて修復
デジタルを駆使した親知らずの移植
親知らずの3Dレプリカを作成
あまりに深すぎる虫歯、内部吸収、外部吸収、
歯根破折などで歯が残せない場合に抜歯します。
移植する歯の3Dレプリカを用いて調整することで、移植する歯をすぐに移植できます。
親知らずは抜いてからすぐに抜歯しないと、
成功率が下がってしまいます。
歯を抜いて移植するまでの時間が長くなるほど、
術後のトラブルや失敗につながる
歯根膜と言われる歯の周りについている
クッションが成功に大きく関わります。
手術の時間ではなく、親知らずを抜いて、
抜歯窩に埋めるまでの時間
Andreasen 1981
📖
3Dプリンターで作製したレプリカで歯を埋める場所の穴を調整すると親知らずの移植は数分で終了することができる
生存率
96.3%
親知らずの移植は昔に比べて研究が進み
成功率が飛躍的に上がってきました
10年生存率
(歯根未完成歯)
歯根未完成歯の移植
生存率
歯根完成歯の移植
生存率
5年生存率 97.8%
5年生存率 90.5%
参考文献
2018 Evelyn C
2014 Chang W
📖
📖
歴 史
参考文献
📖
1594 Ambrose Pare
1771 John Hunter
1950 Harland Apfel
1966 J.O.Andreasen
1990 Andreasen
2004 Jonsson
2011 Patel
2013 Schutz
昔は虫歯が深いと治せないので抜歯をして抜歯をして歯を移植しようと試みた。
お金持ちが一般の人の歯を買って移植していたが、
他人のものであることから感染症と根の治療が確立していなかった為に失敗に終わった。
歯根が完成していない親知らずの移植を行うことで、
根の成長と神経の保存ができることから比較的予後が良いと報告された。
しかしまだ不十分であった為に不満足な根の発育と歯根吸収などの問題が多くあった。
研究が進み成功率が飛躍的に上がってきたことにより、
再び注目を集めるようになってきた。
歯根完成歯の移植
歯根未完成歯の移植
・神経は壊死してしまうので、
神経の治療は必要
・詰め物や修復が必要になる
・移植後矯正治療も可能
(インプラント矯正はできない)
・ブリッジや入れ歯、
インプラントにしなくて済む
・神経の治療が必要ない
・神経が生き返るので、
歯が生まれ変わったのに等しい
・歯に詰め物や、
修復物をする必要がないことが多い
・移植後矯正治療も可能
(インプラント矯正はできない)
・ブリッジや入れ歯、
インプラントにしなくて済む
特 徴
歯の移植はインプラントに変わる治療オプションの1つである
特に根未完成歯の移植は意義が大きい
歯肉の移植
下がった歯肉に対しての移植再生
歯肉退縮を放置すると約8割が悪化する
参考文献 Chambrone 2016
📖
なぜ歯肉は下がるのか?
原 因
症 状
・骨や歯茎が元々薄い
・矯正後や元々の歯の位置が悪い
・歯がしみる
・下がったところが虫歯になりやすい
・歯周病が原因
・歯ブラシを強くし過ぎている
・審美性が下がる
・汚れが溜まりやすくなる
ラバーダム防湿下でしっかり接着した場合は
その限りでは有ません。
しかし、詰め物では歯が長いのは改善できません。
歯肉が下がったことに詰め物を繰り返すと歯の切削と周りが黒くなるのを繰り返す
歯肉の移植は技術と経験が大きく影響します
歯肉の移植
・審美性の改善
・清掃性の改善
・歯茎を厚くすることで将来下がりにくくする
・痛み(しみる)の改善
親知らずの移植
歯肉の移植は
経験と技術と設備が大きく影響します
気になることがあれば気軽にご相談してください