1回の食事で何分歯が溶ける??
前回の虫歯のお話の続きです。間が空いてしまって申し訳ありません。ブログを楽しみにして頂いてるとの声も多く頂いており、今後もう少し短い期間で更新していきたいと思っています。
それでは、前回の虫歯のなりやすさは量より回数を意識しようとのことでしたが、具体的に
1回口に食べ物を入れたら何分くらい歯が溶けるのでしょうか??

上記の図の説明をしたいと思います。普段の唾液のPHは7という中性の状態となっておりこの状態では歯は溶けません。臨界PHとは歯が溶け始めてしまうPHのことを指します。つまり生えたばっかりの幼若永久歯や象牙質 (歯茎が下がって露出している黄色い根の部分)は
PHが 6より下回ると溶け出してしまうということです。大人の歯の臨界PHは5.5 となります。フッ素で強化された歯はPH4.5まで耐えることができます。
普段はPH7である所に、 1口食べ物を入れると上記の図のように急にPHが下がり出します。
この下がったPHの値で歯が溶け出してしまいます。30分くらいしてこの下がったPHが徐々に元に戻っていきます。戻る時間は個人差があります。唾液の質や量によって変わります。
気になる方は唾液検査してみると良いかもしれません。
では1日の食事をした程でどうなるか考えてみましょう。

PH7の状態から食事を始めるとPHは一気に下がり歯が溶け出します。そのまま口に何も入れなければPHは徐々に戻っていきますが、 2口目が入ればまたPHは下がります。つまり口に物を入れている限りPHが元の PH7の状態には戻りません。この時間が長ければ長いほど歯は溶け続けます。
では、このPHが低く溶けやすい状態はどういう場面でしょうか? 2つポイントがあります。
1つは前回お話しした、量より回数です。 1日に何回も食べ物を摂取する方はこの溶ける時間が長くなります。 1口でも物を摂取したらそれは1回とカウントします!! 3食と間食みたいな感じで回数をカウントすると良いと思います。目安は1日4回くらいにしておきたいです。
2つ目は時間という考え方です。回数が少なくても、時間をかけてダラダラ食べをしていれば、PHは戻らないので歯はずっと溶け続けます。たとえば食事の回数が 1日4回でも、間食をテレビ見ながら5.6時間ずっと飲み物と食べ物を食べ続ければ、ずっと溶け続けるので虫歯リスクは大となります。
いかがでしたか?なんとなくイメージは湧いたでしょうか?
定期的に虫歯になる人やメンテナンスに通っているけど行くたびに虫歯になる人は少し意識してみてください。虫歯は昔の不良な修復物があったり、唾液の質だったりバランスで決まるのですが、食事はとても大事な要素になります。歯ブラシを頑張ってもこの食事の仕方が悪いと必ず虫歯になります。
当院では虫歯0を目指して様々な取り組みや、メンテナンスを行なっていますのでご興味ある方はいつでもご質問してください。
次回は飲み物のリスクや砂糖の量についての解説ブログを書きたいと思います。今回も最後まで見て頂いた方ありがとうございました。
自分の歯は自分で守りましょう!!知識はこのブログでつけれるようにしていきます。
それでは、また次回宜しくお願いいたします。




コメント